収穫期以外は、主に土壌の整備に時間を費やしており、常に土地の健康を保つことに力を入れています。高品質なコーヒーづくりの秘訣については、「神秘的なもの」と表現します。意図して作れるものではなく、日々の努力の積み重ねの結果、自然から与えられるものだと考えています。「神様は賢い」とJoseさんは言います。標高が低くて収量が多い場所のコーヒーはリッチな味にはなりにくく、標高が高くて芳醇なフレーバーを持つコーヒーは大量には生産できない——だからこそ、恵みに感謝しながら日々努力を続けるしかないのだと語ります。

Good Coffee Farmsとの協働については、「とても素晴らしく、革新的なプロジェクト」だと高く評価しています。これこそが、将来のサステナブルコーヒーのひとつの形だと確信しています。自転車脱穀機そのものを作る人はこれまでにもいたけれど、GCFのようにシステムとしてしっかり導入し、実際に運用できているのは独創的であり、非常に価値のある取り組みだと感じています。

将来的には、自分の地元のコーヒーを世界にプロモーションできる会社をつくることが夢です。そして日本のロースターの皆さんには、こう伝えています：
「お届けするコーヒーは、ブルボンとカトゥーラの繊細なフレーバーがミックスされた自信作です。芳醇なアロマとともに楽しんでいただけたら嬉しいです！」